分散型金融が盛り上がる「DeFiサマー」となるか、3つのポジティブな兆候

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分散型金融が盛り上がる「DeFiサマー」となるか、3つのポジティブな兆候

2021-08-13 15:01:42
分散型金融が盛り上がる「DeFiサマー」となるか、3つのポジティブな兆候

UniswapやSushiSwapなどの分散型取引所、AaveやCompoundなどの貸付プロトコルといったトークンユーティリティの次元を広げたことで、分散型金融(DeFi)は2021年の仮想通貨エコシステムの中で爆発的な成長を遂げた。
メサーリのDeFiアセットインデックスのデータによると、過去30日間で上位10位のDeFiトークンの大部分が20%以上の上昇となっており、中でもTerra(LUNA)では116%の価格上昇となっている。
DeFi assets index. Source: Messari.io今後のDeFiトークンの強気トレンドの触媒となる要素として、ロックされた総価値の急回復、分散型取引所での取引高の増加、DeFiエコシステムの新規ユーザー獲得の3つがある。

ロックされた総価値は過去最高に接近

DeFi Llamaのデータによると、DeFiプラットフォームでロックされた総価値(TVL)は、過去最高の1550億ドルに近づいており、現在の数値は1405億ドルとなっている。
Total value locked in DeFi. Source: DeFi Llama過去7日間でTVLを最も獲得したのは、トークン所有者がイーサリアムネットワークにステーキングすることを可能にするプロトコル「Lido(LDO)」(22%増)と、バイナンススマートチェーン基盤の貸付プロトコルである「Venus(XVS)」(36%増)だった。
TVLの増加は、トークン自体の価格上昇と、DeFiエコシステムのアクティビティ増加の両方を反映している。

DEXの取引高は増加

DeFiセクターが活発となっているもう1つの兆候は、Uniswapなどの分散型取引所(DEX)での取引高の増加だ。Dune…

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