2021-12-30 11:15:17
12月初旬に深刻なバグを発見
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のスケーラビリティーソリューションを提供するポリゴン(MATIC)は29日、ネットワークの脆弱性を修正するため、今月初めにアップグレードを行っていたことを明らかにした。
関連:仮想通貨ポリゴン(MATIC)とは|注目ポイントと今後の将来性
取引処理が遅延してしまうような「拡張性」の問題を指す。ブロックチェーンの性質上、1つのブロックの中に書き込める取引データ量が限られていることが原因で、処理が遅延する問題のこと。送金に時間がかかってしまい、それによって取引手数料の高騰につながることがある。
▶️仮想通貨用語集
ポリゴンのチームは12月5日に、深刻なバグを修正するためネットワークのアップグレードを実施。仮にアップグレードがなければ、220億ドル(約2.5兆円)以上のMATICトークンを失っていた可能性もあったという。
プルーフオブステーク(PoS)のコントラクトに重大な脆弱性が存在したもので、仮に攻撃された場合には、92億枚以上のMATICトークンを盗まれる可能性もあった。MATICトークンの総供給量は100億枚であるからその大多数が危険にさらされていたことになる。
バグの発見と修正の経緯
経緯としては、「Leon Spacewalker」という呼び名のホワイトハッカーが3日、この脆弱性を、バグ報告プラットフォームImmunefiに通知。バグは、攻撃者がポリゴンのコントラクトを使って、トークンを任意に生成することができるものだった。
Immunefiは3日中にポリゴンのチームに報告。チームは脆弱性を確認し、ネットワークの更新に向けた動きを開始。まず 。 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース 続き・詳細はこちら Polygon、重大なネットワーク脆弱性の修正を発表