米国が世界のビットコインのハッシュレートシェア1位に 中国の取り締まりが影響
2021-10-14 08:43:14
中国によるビットコインのマイニング活動に対するな取り締まりを受けて、米国がハッシュレートのシェアでトップの国として浮上した。中国からマイナーが多く移転したためだ。
Cambridge Bitcoin Electricity Consumption Index（CBECI）によると、米国のビットコイン（BTC）マイナーは、世界のハッシュレートの35.4％を占めた。
また、CBECIのデータでは、米国以外の主要なビットコインマイニングの国として、カザフスタン（18％）とロシア（11％）が挙げられた。この3カ国は、中国のビットコインマイニング禁止令を受けて、大きな市場シェアを獲得したようだ。
既報のように、中国最大のビットコインマイニング企業の1つであるBTC.comがカザフスタンに移転した。
Source: CBECIさらに注目すべきなのは、CBECIのデータでは中国からのハッシュレートが0％であるという事実だ。しかし、禁止されているにもかかわらず、秘密裏にマイニング活動が行われている可能性もあるだろう。
最近では、中国の取り締まりとは別に、北米のマイニング企業は、ハードウェアを大幅に追加して能力を拡大している。
アルゴ・ブロックチェーンやライオットブロックチェーン、マラソンなどの米国マイニング企業は、ビットメインやマイクロBTなどの大手メーカーからマイニングリグを大量に購入した。
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