日本人創業者のSolanaのステーブルコインUXD Protocolとは?

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2021-10-24 11:00:25
日本人創業者のSolanaのステーブルコインUXD Protocolとは?

日本人創業者のSolanaのステーブルコインUXD Protocolとは?
今回はソラナ(Solana)上で展開する予定のUXD Protocolの概観を行います。UXD ProtocolはUXDというステーブルコインを発行しますが、ステーブルコインの生成手法がイーサリアム(Ethereum)のDAI(Maker)やLUSD(Liquity)、あるいはUST、AMPLとは異なっており、Solana上のデリバティブを利用してUSDにペッグされるステーブルコインを発行します。UXD Protocolの創設者は稲見建人氏で、UXD ProtocolはAlameda Research、Multicoin Capital、Solana Foundation等から資金調達を行っています。

UXD Protocolの仕組み

UXDはデリバティブによるデルタニュートラルを用いて発行されます。具体的にはSolana上のBTC(SPL規格のBTC)を担保にデリバティブマーケットのMangoでBTCのショートポジションを作り、1ドルに対応するトークンとしてUXDを発行します。例えば1,000ドル分のUXDを発行したいと考えるユーザーは「1,000ドル分のBTCのショートを行う。ただし、現在価格からX%以内のスリッページを許容することとし、それ以上に価格が滑る場合は発行を行わない」という条件を付与してTXを発行します。これはUniswapや1inch等のDEXでのスリッページ許容度設定と同等のものであると予想されます。
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