2021-04-27 12:18:12
ビットコイン相場
27日の暗号資産(仮想通貨)市場。ビットコイン(BTC)価格は、前日比+4.73%の586万円(54,050ドル)まで回復した。
26日の安値47,000ドルから急反発。54,400ドルまで一時7,400ドル反騰したことで市場心理が改善され、XRP(リップル)などのアルト市場にも買い戻しが入っている。
下落局面にて、直近最高値の210円から90円台まで大きく売り込まれていたXRPは、前日比30%高の150円台まで回復した。
過熱感を示す日足RSIが、20年3月のコロナショック以来の水準まで下落して売られ過ぎ水準を示唆していたほか、市場心理を示す「Crypto Fear & Greed Index(CFGI)」は過去1年の最低水準となる27まで下落するなど、恐怖感情が強まっていた。
先週の下落局面でも底堅さを見せていた数少ない銘柄が、2週前比+17.9%高のイーサリアム(ETH)だ。過去の歴史で比較的相関性の高かったBTCの2週前比-10%と比較してもその差は際立っている。
ETHの供給分布チャートによれば、「10,000〜1,000,000ETH」のアドレスの数は過去1週間で0.7%増となった。
9頭のクジラが参入したものと見られ、その買い圧力は数十億ドルに及んだとの指摘もある。今年7月に、ガス代高騰対策に加えベースフィーをバーン(焼却)する改善提案「EIP-1559」の実装を大型アップデート「ロンドン」で控えており、思惑買いにつながったか。
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