米パウエルFRB議長「デジタル通貨には新たな枠組みが必要」

仮想通貨



2022-03-24 13:36:27

金融システムへのリスク

米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は23日、国際決済銀行(BIS)主催のイノベーション・サミットで、暗号資産(仮想通貨)を含むデジタル通貨には、新しいルールや法の枠組みを設定する必要があると主張した。

パウエル議長は「デジタル世界における中央銀行総裁の新たな課題」と題した公開討論に、パネリストとして登壇。英、独、マレーシアの中央銀行総裁らと意見を交わした。

パウエル氏は「分散型台帳や分散型金融(DeFi)のような斬新な技術は、決済システムの効率を高め、より競争力のある金融環境を促す可能性がある」とその恩恵を認める一方で、「一部の商品」には、金融の安定性を脅かす可能性もあると懸念を表明した。

特に市場のストレス時にデジタル商品がどのように機能し、大きな不安定化のフローにつながるのかわかっていない。また、仮想通貨市場のストレスが、どのように伝統的な金融システムに波及するのかもわかっていない。

DeFi

DeFi(分散型金融)とは、「Decentralized Finance」の略。ブロックチェーンを活用し、中央管理者不在の状態で行われる金融サービス、またはそのシステムを指す。

▶️仮想通貨用語集

パウエル氏はまた、資金洗浄などの違法行為に仮想通貨が利用されていると主張。さらに仮想通貨投資には、従来の金融商品のような政府の保護が及ばないと警告した。

同氏は、既存の規制の枠組みは、デジタル世界を想定して作られていないと指摘。「ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨(CBDC)、そして一般的なデジタル金融には、既存の法律や規制の変更、あるいは全く新しいルールや枠組みが必要となるだろう」と述べた。

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