昨日の反発は不発も下げ止まったビットコイン、本日の米CPIで反発なるか【仮想通貨相場】
2022-05-11 10:25:00
著者 松田康生(まつだやすお)楽天ウォレットシニアアナリスト
東京大学経済学部で国際通貨体制を専攻。三菱UFJ銀行・ドイツ銀行グループで為替・債券のセールス・トレーディング業務に従事。2018年より暗号資産交換業者で暗号資産市場の分析・予想に従事、2021年のピーク800万円、年末500万円と予想、ほぼ的中させる。2022年1月より現職。
ポイント
・30,000ドル割れで反発も、サポートだった33,000ドルに上値を抑えられる
・UST不安は継続
・メスター発言で米株は高寄り後、失速
・本日のCPIでインフレ加速の一服が確認されれば、リスクオフの巻き戻しも
昨日のBTC相場
昨日のBTC相場は下落後、下げ渋る展開。
月曜日に年初来安値33,000ドル(約430万円)を割り込むと、30,000ドル(約390万円)を一時割り込んだが反発。それまでサポートだった33,000ドルに跳ね返されると、今朝方は再び30,000ドルをトライしている。
BTCは、週明けの米株市場が大きく下げたことやステーブルコインUST(Terra…
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