仮想通貨プロジェクトEnjin(エンジン)、エイベックス・テクノロジーズと提携

仮想通貨



2021-05-12 11:06:22

Enjinと国内大手エンタメグループ企業が提携

NFT(非代替性トークン)を中心としたプラットフォーム開発で知られるEnjin(エンジン)が、日本最大級のエンターテイメント・グループ「エイベックス」傘下のグループ会社、「エイベックス・テクノロジーズ(以下ATS)」と提携したことを5月12日に発表。ATSが提供する、デジタルコンテンツを対象としたNFT事業基盤「A trust(エートラスト)」と、Enjin開発の資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」の連携に取り組むという。

この提携により、A trustで管理されているNFTを、Enjin Platformを通じてEnjinのエコシステム内へ移行させることにより、同NFTをEnjin Wallet(Enjin開発のウォレット)で管理し、Enjin Marketplace(Enjin開発のデジタル資産取引市場)にて販売できるようになる。

Enjinは今後、ATSの支援を受けながら、ATSおよび同社パートナー企業が管理するIP(知的財産)をEnjin Marketplaceで展開することや、CGキャラクターや楽曲を、Enjinが提携しているゲーム内で利用できるようにすることも検討しているそうだ。

NFTに特化したEnjinエコシステム

Enjinは、誰もが簡単にNFTを活用できるエコシステムを開発している企業だ。

Enjinのエコシステムでは、 NFT(ノンファンジブルトークン)を手軽に発行できるEnjin Platform、NFTや仮想通貨(暗号通貨)のシームレスな管理を可能にするEnjin Wallet、NFTの取引が可能なEnjin Marketplace、そしてQRコードを用いたNFTの配布が可能な「Enjin Beam」といった製品が展開されており、その取引の際にEthereumベースのネイティブトークン、エンジンコイン(ENJ)が利用されている。

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