米コインベース、仮想通貨取引量の65%が機関投資家 イーサリアムの関心増

仮想通貨



2021-05-14 09:05:07

コインベース、1Qレポート開示

米国の大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは13日、1Q(第1四半期)の決算を発表した。4月にナスダックへの直接上場。総収益は18億ドル(約2,000億円)に達し、業績は軒並み好調を見せた。

投資家宛ての書簡では、コインベースは2021年第1四半期における業績の好パフォーマンスは「2020年4Qに突入した相場のサイクルの強さを反映している」と説明。相場の活況がリテール層と機関投資家などからのエンゲージメントにつながり、認証済みユーザーや月間ユーザー(MTU)、取引量やプラットフォーム上の資産などKPIは軒並み成長した。

1Qにおける総収益は18億ドル(約2,000億円)で、純収益は16億ドル(約1,800億円)を記録。個人投資家層からの取引収益は15億ドル(約1,600億円)にのぼり、リテール層からの四半期収益が10億ドルを超える初の事例となった。

仮想通貨市場の高騰に伴い、ユーザー数の増加ペースも過去最高水準で成長を見せ、認証済ユーザーは5600万を突破(8,000以上の機関投資家を含む)。月間ユーザーも前四半期から2倍以上となる610万人に増加した。

機関投資家の参入

1Qの取引量は3,350億ドル(約37兆円)を記録し、内訳としては個人投資家が35%(13兆円)、機関投資家が65%(24兆円)だった。銘柄別ではビットコイン(BTC)の取引量が39%、



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