国際決済銀行の委員「エルサルバドルのビットコイン法定通貨化は興味深い実験」

仮想通貨



2021-06-12 07:05:53

BISも意見

国際決済銀行(BIS)の委員は11日、エルサルバドル共和国が仮想通貨ビットコインを法定通貨として認めたことを受け、「興味深い実験」との見解を示した。ロイターが報道した。

BISはスイスのバーゼルに本部を置く、62ヵ国・地域の中央銀行をメンバーとする組織。「中央銀行間の協力促進のための場を提供しているほか、中央銀行からの預金の受入れ等の銀行業務も行っている。」(日銀参照
)。

今回、BISのイノベーションハブ責任者兼執行委員会の委員を務めるBenoit Coeure氏はイギリス銀行でのイノベーションハブのローンチイベントにて、エルサルバドルの動きについて、「確かに興味深い実験だ」とコメントし、「BISとしては、ビットコイン(BTC)は投機アセットであり、決済手段に相応しくないと判断している。規制されるべきだ」と指摘した。

エルサルバドルでは多くの国民が国際送金に頼っており、ビットコインの法定通貨化はその課題を解消する手段としても採用されている。また、新法律は消費者がいつでもビットコインを使って支払えるよう、政府が決済用インフラを提供する必要があるとも規定している。

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