元ソース<ブロックチェーンに賭けた中国──北京冬季五輪に向けて【特別レポート】
2021-07-01 06:00:00
アスリートや開催国にとって、オリンピックほど大きな舞台はない。中国は13年前、北京オリンピック開会式での2008人の太鼓奏者たちのパフォーマンスとともに、近代国家としての誕生を告げた。
その中国は2022年2月、北京での冬季オリンピックを利用して、国際的な強い関心を集めようとしている。初の主要中央銀行デジタル通貨(CBDC)となる「デジタル人民元」のお披露目だ。
正式名称「e-CNY」のデジタル人民元を使ってショッピングをしても、消費者はあまり違いを感じないだろう。現金と同じ価値があり、タップ、スワイプ、QRコードで実行される。
しかし、このような形態の通貨が提起する問題は、深いものだ。世界各国の政府が、現物の通貨からデジタル通貨へと移行しようと動く中、金融におけるプライバシーはどうなるのだろうか?国営デジタル通貨が、中国の経済、貿易における各国との関係、そしてとりわけ、アメリカとそのドルが現在支配する国際金融システムの未来に、どのような影響を与えるのだろうか?
「問題は、中国のCBDCが国際貿易やコマースの現行ルールをひっくり返すかどうかではない」と、香港にあるリサーチコンサルタント会社アジア-アナリティカ(Asia-analytica)のディレクター、ポーリーン・ルーン(Pauline…
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