2021-10-12 12:25:09
仮想通貨市場の値動き
12日の暗号資産(仮想通貨)市場。
ビットコイン価格は、前日比+2.5%の643万円(56,790ドル)に。
下落トレンド再開を否定した9月29日以降は、思惑先行で堅調に価格を伸ばしてきたビットコイン(BTC)であるが、レジスタンスの多い6万ドル前後では上値が重くなることが想定され、直近の上昇ペースからも反落や調整も警戒される局面か。
ビットコインの市場占有率を示すドミナンスは、40%→46.7%まで回復しており、一部銘柄では、アルト売りBTC買いのアルトドレイン現象も確認される。
思惑選考の背景には、米国初となる「ビットコインETF(上場投資信託)」の承認に関するポジティブな見通しがある。この点について、米大手暗号資産(仮想通貨)投資企業パンテラのDan Morehead CEOは、投資家宛レターで見解を披露。
過剰な期待が蔓延した場合、「噂で買って、事実で売る(セル・ザ・ファクト)」による相場の乱高下を招きかねないとして警鐘を鳴らした。
関連:米パンテラCEO、ビットコインETFの事実売りに警鐘鳴らす
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