2022-01-06 12:22:13
仮想通貨市況
米ダウ平均株価は5日、前日比392ドル54セント(1.1%)安と下落した。
公開された20年12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨にて、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め、及び早期利上げ観測が高まったことで警戒感が広がった。
米長期金利(10年物国債利回り)の上昇によって、株価収益率(PER)の高いグロース株を中心に構成されるナスダック総合指数は、前日比-3.3%安と20年9月以来の下げ幅に。
これを受けて、ビットコイン価格は、前日比-6.4%の503万円(43,377ドル)と大幅下落した。
昨年6月以降米株市場との相関係数は上昇傾向にあり、とりわけリスクオフ局面で現金が需要が高まると、一斉に売られる場面が目立つ。
急落の過程で一定のロスカットは発生したが、OI(未決済建玉)状況からもこの規模だとアク抜けには不十分か。
ドミナンス過去最低水準に
ビットコイン(BTC)の市場占有率を示すドミナンスは、過去最低水準の30%台に達した。
ビットコインドミナンスの減少は、2021年以降のアルトバブル再来の影響が大きいが、21年12月以降はアルト市場からの資金抜けも目立ち始めており、下落トレンドを鮮明にしている。
ハッシュレート
なお、3日にかけてのビットコインハッシュレート(採掘速度)一時急落は、カザフスタンの政情不安が影響を及ぼしたことも指摘される。
中国のマイニング禁止令を受け、世界最大のシェアを占めていた同国内の大手採掘業者(マイナー)は、安価な電気代を求めてカザフスタンや米国テキサス州などの移転を進めた経緯がある。
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