元ソース<NFT市場は踊り場、資金調達は好調【Krakenリサーチ】
2022-07-11 06:00:00
2021年に成長したNFTマーケットも2022年5月以降の荒波に抗うことはできず、1日あたりの平均利用者数と、平均取引件数はともに微減、1日あたりの平均取引量に至っては68.7%の大幅減少となった。
世界最大規模のNFTマーケットプレイス、OpenSea(オープンシー)のデータを見てみると、その減速の様が見てとれる。
(NFTマーケットプレイスOpenSeaの統計・7日間移動平均:紫実線が日次の取引件数、紫波線が日次の利用者数、ピンク実線が日次の取引量、ピンク波線が取引1件当たりの平均取引量/Kraken Intelligence)
イノベーションは止まらない
マーケットが苦境にあろうとも、イノベーションが止まることはなさそうだ。
オープンシーは「Seaport Protocol(シーポート・プロトコル)」に移行し、NFTの売買にかかるガス代(手数料)をおよそ35%程度削減することを可能にした。
香港ハンセン指数で有名なHang Seng Indexes社は、ハンセン中国メタバース株式指数をローンチし、メタバース事業に関わる騰訊控股(テンセント)などの中国企業のパフォーマンスを追えるようにした。
また、「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」や「CryptoPunks」など多数の人気NFTコレクションを手がけるYuga Labsは、ブランディング・リードとして、老舗オークションハウスのChristie’sにてNFTを担当していたノア・デイヴィス(Noah Davis)氏を迎えると発表した。
(2022年6月のNFTコレクション・ランキング/Kraken…
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