元ソース<インテル、第1世代マイニングチップの仕様公開──第2世代はコードネーム「BZM2」
2022-02-23 09:00:00
米半導体大手のインテル(Intel)は2月20日、半導体の国際会議「ISSCC 2022」で第1世代のマイニング専用チップの仕様を公開した。今年後半に暗号資産マイニング企業のGriid Infrastructureに供給する第2世代については詳細を明らかにしなかった。
インテルの参入で、大手2社が寡占する状況が変わると期待されたが、インテルの第1世代「Bonanza Mine(ボナンザマイン)」の仕様は、現行の最高機種の仕様を下回る。仕様は、Tom’s Hardwareが最初に伝えた。
インテルの広報担当者は、ISSCCで発表されたチップを「2018年にスタートした第1世代の製品開発」と位置づけ、Griidとの供給契約は、コードネーム「BZM2」と名付けられた第2世代と述べた。
インテルは、1枚のハッシュボード(マイニング機器の基盤)に7×7.5mm大のASIC(特定用途向け集積回路)を75個搭載。第1世代のBonanza Mineシステムは4枚のハッシュボードを備え、最大40テラハッシュ/秒(TH/s)の演算能力を発揮する。消費電力は3600W。
これは、3010Wで140TH/sを発揮するビットメイン(Bitmain)のアントマイナー(Antminer)S19j XPや、3472Wで112TH/sのマイクロBT(MicroBT)のWhatsminer M30s++を大きく下回る。
ジャック・ドーシー氏が率いる米決済大手のブロック(Block)と暗号資産マイニングのArgo…
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