ビットコインは窓埋め完了で戻り一服感 節目5万ドルを守れるか【仮想通貨相場】

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ビットコインは窓埋め完了で戻り一服感 節目5万ドルを守れるか【仮想通貨相場】

2021-12-08 18:00:00
ビットコインは窓埋め完了で戻り一服感 節目5万ドルを守れるか【仮想通貨相場】

著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

7日のビットコイン(BTC)対円相場は9,432円(0.16%)高の5,749,750円と小幅に続伸した。
新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対する懸念が後退し、市場のリスク選好度が回復する中、6日のBTC相場はジャック・ドーシー氏率いるBlock(旧Square)のSpiralによるLightning Development Kit(LDK)の発表を好感し、536万円から反転上昇。終値を570万円台中盤に付け、対ドルでは節目の50,000ドル(≒567.4万円)を回復すると、7日東京時間はコロナ懸念の後退と、中国人民銀行による預金準備率引き下げを受けたアジア株の地合い回復に支えられる格好でBTC相場はジリ高となり、584万円を背に底堅い推移となった。海外時間に入ると、相場は一時576万円まで反落する場面もあったが、高寄りした米主要3指数に連れ高となり、52,000ドル(≒590万円)にタッチした。
これによりCMEの窓埋めに成功すると、戻り売りが入り残りの米時間は下げ一色となり、相場はこの日のマイナス圏に沈んだが、米市場引け後のBTCは50,000ドル絡みで買い支えられ、節目の水準は死守した。

第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成

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