2021-05-27 12:24:08
アイカーン氏が仮想通貨業界を視野に
億万長者投資家のカール・アイカーン氏(Carl Icahn)が、仮想通貨業界に10億ドル(1,000億円以上)の資金を投入する考えがあることがわかった。ブルームバーグのインタビューで明らかになった。出資や関連企業の私募証券を含め、検討しているものと思われる。
アイカーン氏は、持株会社アイカーン・エンタープライズの創業者。自己資本は約1.8兆円に上り、2020年フォーブス400の富豪ランキングの26位に位置する。前米大統領のトランプ政権下では、規制改革顧問を担当していた。
同氏はブルームバーグのインタビューで、「現時点では仮想通貨を購入していないが、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など業界全体について理解を深めている」「アイカーン・エンタープライズとして、どのように関与するか検討段階にある」などと明かした。
投資するならどれほどの資金規模になるかとの質問についてアイカーン氏は、「最終的には、およそ10億ドル〜15億ドル(1100億円〜1600億円相当)」と言及した。一方、仮想通貨などのデジタルアセット需要が高まっている背景について、アイカーン氏は(新型コロナ禍の大規模金融緩和を受けた株式市場における過剰流動性・価格高騰)が一因だとし、代替資産性のあるオルタナティブ通貨に目を向けているとした。
..。
。
長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース